多分、最終手段を使った。マオです。

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この記事で修復できなかったヘッドセットのピンですが、もう一度エポキシパテで修復してみたんですよ。
パキッ!
ダメだ、プラ用の強度では耐え切れないっぽいです。
そこで金属用のエポキシパテを使ってみた。
プラ用より扱いやすいのな。
今回も手袋を使ったわけだけど、金属用は粘着力が薄い感じ。
これくっ付くのかなぁ、と思ったんですが、いい感じの硬さと接着力です。
24時間放置して加工。
色も暗めの灰色なんで違和感がまったくない。
これは行けるッ! と思って手を離したら。
ペキッ!
ダメだ・・・。
今回は材質部分の強度には問題がなかったけど、元のプラ部分とパテの接点が弱い感じです。
穴を開ける必要があるから開けた後の薄くなった部分とプラの部分の繋がってる部分で壊れちゃいます。
こうなったら違う方向で修理するしかなさそうです。

パットンちゃの提案で、ピンを取り付ける方向で作業してみることにした。
部屋の整理でこんな物を発見した。
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ピンマイクにくっ付いてたヤツを取り外して、マイクとの接合部分を除去してみた。
ヘッドセット部の突起を削って接着すればおっけー。

なんて事したら日記的には詰まらないんだろうな。
実は遺跡発掘しながら、昔使っていた工具等も整理しているわけだが、これを繋ぐ細工を作ってみようかなと。
銀粘土を使ってもいいけど、強度を上げる為にロストワックスによる鋳造をしてみる事にした。
なんだろう、うちって何でもありだな・・・。
ちなみにロストワックスってのはワックス(ロウ)を使った技法です。
完成系をワックスで削ったり溶かしたり盛ったりして作って、ワックスに溶けた金属を通す道(湯口)を付けて石膏に埋めて、高温でワックス部分を蒸発させる。
その蒸発した部分に溶けた金属を流し込んで冷えたら取り出して、色々と綺麗にして完成という感じになります。
昔に失敗して放置してたやり方だけど、今後の遊びの為に実験してみるのもいいなとやってみました。
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綺麗に加工した後の完成品です。
二回目にしては成功な感じ、自己採点では60点くらい。
この技法はワックスの完成度が大きく影響するので、ワックスがデコボコだと鋳造後もボコボコなんですよ。
しかも、ちょっと工程を一個飛ばしちゃったり石膏を流し込んだ後にワックスに付着した空気の泡の除去が不十分だったり・・・。
売り物じゃないからイイヤ☆
材料は前回に失敗した指輪の残骸とかをかき集めて溶かしてみました、エコです。
飾りは何もつけません。
実験だし、凝りに凝りまくって失敗したら首吊りそうですから。
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ピンとリングを接着しなかったので少しピンがブラブラするけど、リングの部分はしっかり固定されている感じなのでオッケー。
意外とうまく行くもんだな。
これに味を占めて、色々作ったりするかもしれない・・・。
例えば煉獄の七杭とか(略)

しかし、泡の問題をどうにかしたいなぁ。
今回忘れてしまった工程がどのくらい作用するのだろうか・・・。
機械関係に手を出すと、10万以上とか軽くかかるから買えないしな><
遠心鋳造機とかも欲しいヨ☆



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