方言って奇妙な魅力があるよね、マオです。

5日の集合で書いていた5冊の小説のうちの2冊を紹介しとこう。
続き物で9冊くらい出てるのを試しで2冊買ってみた。


『狼と香辛料』
時代は中世くらいかしらね。
行商人のロレンスと豊穣の神と呼ばれている故郷に帰りたいホロとの旅。
このホロ、狼であるが普段は人に化けている。
でも、耳と尻尾が出てるんだよな・・・(笑)
口調と耳や尻尾の動きでかなり魅力的なキャラになってるのがステキです。
歳経た狼で頭も口も達者な上に嘘を見抜く力があるのだが、悪戯っ子でもありいじっぱりな部分もあるので可愛いのな。
こんな子どこに落ちて(略)
そんなのばっかりだな、私。
ロレンスも商売人としては頭も口も達者だけど、それ以外に関しては口が足りなかったりするんでホロと喧嘩したり・・・。
商売をしつつホロの故郷に向かっての旅、いったいどうなるやら。
作品としては珍しい部類に入るのかなぁ。私の棚にはない雰囲気だわ。
ちなみにこのタイトル、狼の部分は最初の方で分かるんだけど、香辛料の部分がわからなかったんだよね。
答えは1巻のエンディングでッ(笑)

今回から新カテゴリー「セラマオ図書館案内」を追加しました。
元ネタはクトゥルー神話、「マオドリア図書館案内」にしようかと思ったけど、ネタ的にあまり明るくないのでやめた。
さて、次はどの本を紹介しようかしらね。